世田谷発。株式投資とアフィリエイトで稼ぐ

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2014-02-25

ファンコミュニケーションズ(2461)のネンド続報(3)

前回、ファンコミュニケーションズ(2461)の高成長の原動力であるネンドの強さについて解説した。
ファンコミュニケーションズ(2461)のネンド続報(2)(14.2.24)
http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-1060.html

その時点の疑問は、それでは何故他社が真似しないのかということであった。そこで、今回はその点について掘り下げてみた。
前回の記事を要約すると、ネンドというサービスは、2010年に始めたスマホに特化したアフィリエイト広告サービスであるが、すでに同社の売上の50%に達し、しかも現状ではこのネンドが依然前年同月比2倍以上のピッチで増加している。

スマホの広告市場は売り手市場で、広告を貼るところがあれば売れるという状況。しかし、スマホサイトやSNSを作るのは大変で時間もかかる。それに対して、一般のアフィリエイターがどんどんサイトやアプリを作るので、同社のネンドの広告スペースは順調に増加している。

かつて、ゲームをダウンロードさせようとすると、グリーやディー・エヌ・エーに任せるのが手っ取り早かったが、アップルやグーグルのOSが市場を支配するようになると、ネイティブと呼ばれるタイプのゲームが主流になり、グリーやディー・エヌ・エーのSNSの価値が下がった。

今、ゲームをダウンロードさせようとすると同社のネンドのような広告が最適である。よって、同社が高成長しているということ。

それではなぜ、真似され、キャッチアップされないのかということが疑問であり、今回はその回答を探した。

(ここから)

グリーやディー・エヌ・エーは、自社のSNSにユーザーを呼び込んだり、自社ゲームや他社ゲームを自らが宣伝するために広告を大量に投入してきた。そのため、当初はグリーやディー・エヌ・エーがネンドの大口顧客であった。しかし、グリーやディー・エヌ・エーはアップルやグーグル向けのネイティブアプリが全盛となったため、自ら広告費を大量投入してまで他社ゲームを宣伝するメリットが薄れ、ネンドへの広告出稿が減少した。

かつてゲーム会社がグリーやディー・エヌ・エーにゲームを提供すると、グリーやディー・エヌ・エーでは売れそうなゲームには広告費を投入し、会員を獲得しようとした。しかし、前述の理由でグリーやディー・エヌ・エーが他社ゲームを宣伝する頻度が低下し、現状ではゲーム制作会社が直接の広告主となっている。

一時期、ファンコミでは大口顧客のグリーやディー・エヌ・エーの出稿が減り、小口のゲーム会社の売上が増え、売上拡大ピッチが下がってきたと表現していた時期もあった。しかし、スマホ向け広告スペースの不足から小口顧客であるゲーム会社も数が取れるようになり、売上が加速している。ちなみに会社資料から計算した12月のネンドの売上は10億円強で、前年同期比2.4倍となっている。

グリーやディー・エヌ・エーはユーザーにゲームをダウンロードさせ、ゲームを遊ばせて課金して、そこからフィーを貰う方式である。同社の場合は、ゲームの課金には関与せず、ダウンロード時点、もしくはクリック時点で課金が発生するので、ビジネスモデル自体は異なる。

さて、そこまでわかったとしても、それではなぜ同社が成功しているのか、他者に対する優位性は何かという問題は残る。これに関しては、ネットの世界は先行者の優位性はかなりのものがあるというのが答えである。ゲームのSNSにしてもグリー、ディー・エヌ・エーが先行したため、後発の他社が追いつけなかったのである。

しかし、ゲームを楽しむデバイスがフィーチャーフォンからスマホに変わる中で、再び先行争いが起こり、ネンドがトップグループに入ったということである。ネット以外のビジネスでもそうだが、前世代のビジネスにおいて覇者はビジネスモデルが大きく変わる新世代のビジネスでは往々にして負け組になるものである。まさに、ゲームがスタンドアローンからネットに変わるとき、任天堂が一番対応が遅れたことは格好の例である。

ネットの世界では先行して一定以上の市場を手に入れると、かなりの優位性が発揮できる例としては、検索エンジンにおけるヤフーやグーグルがある。検索エンジンのサービスメンテナンスは大変ではあるが、技術的に他社ができない技術というわけではない。

また、年度の方式自体の優位性は、スマホ向けサイトに有力なサイトが少なく、ニュースやまとめサイトもスマホでは弱いようである。その点、ネンドはアドネットワークであり、多くのアフィリエイターが次々とサイトやアプリを立ち上げ、あるいは作成するため、個々のアクセスは少なくとも数で勝負できるメリットもある。

また、検索エンジンもスマホ対応は十分ではない。というよりも検索エンジン自体がスマホではそれほど役に立たないということである。技術的にできないわけではないが、ブックマークもやりにくく、それらも含めてスマホではアプリに行くケースが多い。それゆえ、アプリにも対応しているネンドが優位性を発揮しているという面もある。

以上が同社のネンドが勝利を収めた背景であり、他の追随を許さないものとなっているのである。もちろん、グリーやディー・エヌ・エーの天下がいつまでも続かなかったように、同社のネンドもやがてはまた別の何かに変わられるのかもしれないが、グリーの営業利益は数年で10億円(2008年6月期)からたった4年で800億円になったことと比較すれば、まだまだ始まったばかりと考えられなくはない。

ファンコミの2013年12月期の営業利益は40億円に過ぎないことを考えると、こんなところでビビっている場合ではないとも思えるが、もちろんこのシナリオは依然穴だらけだとも思う。どう考えるかは読んだ人しだいである。

実は現時点でメチャ強気なのかと言われると、いいんじゃないだろうかという感じ。むしろ、過去の推奨株で未だに持っている人がいて、そのフォローアップである。つい最近の保有者からの報告がこちら。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/729


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