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ロボット運用のプロが分析してわかった「最強の株式投資法」
ロボット運用のプロが分析してわかった「最強の株式投資法」という書籍があります。テクニカルを身上とする投資家は一読の価値があると思います。
本書はこんな衝撃的な書き出しで始まります。
世の中には、様々な投資法を解説した書籍が出回っています。割と有名な投資法で、書籍も何冊か出ている投資法。
複数のテクニカルチャートで買いサインが出た時に買い出動するというもの。
そのうたい文句は、過去○年で勝率〇割というものです。
実際に過去の株価データで検証すると、確かに勝率〇割は間違いではなかったが、買いサインが15年間でたったの2回しかなかった。
ゴールデンクロスで買いというごくごく普通に使われる投資原則(?)があります。
これを5日線と25日線で、ETFを使って検証しました。
2001年12月1日から2016年6月30日まで
ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り、&さらに信用売り、ゴールデンクロスで決算&さらに買い。ETF100株ずつで検証した。
その結果は、売買回数は15年間で186回。勝率は34.95%。
ゼロからスタートで、ピーク利益の2013年8月にはプラス110万円、そして2016年6月末でプラス15万円で減少。ただし、この間日経平均は12,000円から16,000円になっている。
そこでこの本では、5日線と25日線をいろいろ変えている。
結果的に、10日と112日のゴールデンクロスで買い、17日と136日のデッドクロスで売りを発見。勝率は51.6%で、200万円のプラス
ただし、この本ではこの方法でやれという主張は全くしていない。
これは過去15年間でうまく行ったパターンを抽出したに過ぎないと述べている。
このような書き出しで始まる書籍である。
ここから先まですべて解説してしまうと、ネタバレですからここまでになります。
興味のある人は本気で取り組めば面白そうですが、当ブログの主張は過去の株価から将来はわからないというものです。ただし、そうは言っても短期的には当てることは可能だとは思っていますし、そういう方法はあると思います。でも、私自身はそれにはまったく興味がないので、この本を買ったのはテクニカルの弱点を知るためです。
一方、この人はテクニカル否定派ではなく、完全にテクニカルオンリー派だということ。コンピュータ会社の人ですからファンダメンタルなしでの株の儲け方を解説しています。株価はランダムウォークだということを知ったうえで、それでもやり方はあるという主張をしています。その点は評価できるのではないでしょうか。
テクニカルに興味がある方は、本書を買って自分に合う方法を本書の中から探してみてください。株式投資関係の本をいろいろ買っていますが、中身のない、結果論的な本や、お前はできたが、それ他の人はできるのか?という本や、たまたま相場が良かっただけだろ、みたいな本ばかりの中、使える本だと感じました。なお、私自身はファンダメンタルオンリーですから、使う気はさらさらないですが。
なお、私自身は、月次データを使って確実に儲ける方法を解説したこんな本を出しています。
理屈で株価を解説している、しかも実際使えば儲けることが可能なノウハウを解説しています。
世の中には、様々な投資法を解説した書籍が出回っています。割と有名な投資法で、書籍も何冊か出ている投資法。
複数のテクニカルチャートで買いサインが出た時に買い出動するというもの。
そのうたい文句は、過去○年で勝率〇割というものです。
実際に過去の株価データで検証すると、確かに勝率〇割は間違いではなかったが、買いサインが15年間でたったの2回しかなかった。
ゴールデンクロスで買いというごくごく普通に使われる投資原則(?)があります。
これを5日線と25日線で、ETFを使って検証しました。
2001年12月1日から2016年6月30日まで
ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り、&さらに信用売り、ゴールデンクロスで決算&さらに買い。ETF100株ずつで検証した。
その結果は、売買回数は15年間で186回。勝率は34.95%。
ゼロからスタートで、ピーク利益の2013年8月にはプラス110万円、そして2016年6月末でプラス15万円で減少。ただし、この間日経平均は12,000円から16,000円になっている。
そこでこの本では、5日線と25日線をいろいろ変えている。
結果的に、10日と112日のゴールデンクロスで買い、17日と136日のデッドクロスで売りを発見。勝率は51.6%で、200万円のプラス
ただし、この本ではこの方法でやれという主張は全くしていない。
これは過去15年間でうまく行ったパターンを抽出したに過ぎないと述べている。
このような書き出しで始まる書籍である。
ここから先まですべて解説してしまうと、ネタバレですからここまでになります。
興味のある人は本気で取り組めば面白そうですが、当ブログの主張は過去の株価から将来はわからないというものです。ただし、そうは言っても短期的には当てることは可能だとは思っていますし、そういう方法はあると思います。でも、私自身はそれにはまったく興味がないので、この本を買ったのはテクニカルの弱点を知るためです。
一方、この人はテクニカル否定派ではなく、完全にテクニカルオンリー派だということ。コンピュータ会社の人ですからファンダメンタルなしでの株の儲け方を解説しています。株価はランダムウォークだということを知ったうえで、それでもやり方はあるという主張をしています。その点は評価できるのではないでしょうか。
テクニカルに興味がある方は、本書を買って自分に合う方法を本書の中から探してみてください。株式投資関係の本をいろいろ買っていますが、中身のない、結果論的な本や、お前はできたが、それ他の人はできるのか?という本や、たまたま相場が良かっただけだろ、みたいな本ばかりの中、使える本だと感じました。なお、私自身はファンダメンタルオンリーですから、使う気はさらさらないですが。
なお、私自身は、月次データを使って確実に儲ける方法を解説したこんな本を出しています。
理屈で株価を解説している、しかも実際使えば儲けることが可能なノウハウを解説しています。
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