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同社はかつてのコンピュータメーカーやプロバイダーなどではなく、純粋なデータセンター企業としては我が国において数少ない生き残り企業の1社である。クラウド企業であるアマゾンやマイクロソフトなどがボリュームで勝負するのに対して、同社はきめ細かな顧客対応をモットーとする。

これまではデータセンター企業として、ハウジングや専用サーバの重しから逃れきれなかったが、ようやくそれらを振り払ってクラウド中心のサブスク型にモデルチェンジをすることで中長期的に注目できる企業になったと言えよう。ただし、今上期中には依然株価は低迷し底値を付ける可能性がある。その意味で、絶対株価から言えば、今上期中が底値となろう。

その後、四半期ごとの売上高、営業利益の増加ピッチに株価は反応しようが、本格的に株価が評価されるのは2022年年初の第3四半期決算公表後ではないかと考えられる。


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